ジャディアンス 製品紹介2型糖尿病治療のキーワードから考えるSGLT2阻害薬ジャディアンス
糖尿病患者の合併症リスクとジャディアンスの有用性

血糖コントロールが糖尿病治療の目標?血糖コントロールが糖尿病治療の目標?

糖尿病治療は血糖コントロールをすることが最終到達点ではなく、「健康な人と変わらない日常生活の質(QOL)の維持」および「健康な人と変わらない寿命の確保」です。

糖尿病患者の合併症リスクと
ジャディアンスの有用性

糖尿病治療の目標は、QOLの維持や寿命の確保である

糖尿病治療の目標は、「健康な人と変わらない日常生活の質(QOL)の維持」および「健康な人と変わらない寿命の確保」です。

そのためには、血糖・体重・血圧・血清脂質の良好なコントロール状態を維持して、網膜症や腎症などの糖尿病細小血管合併症や、冠動脈疾患や脳血管障害などの動脈硬化性疾患を含む糖尿病合併症の発症・進展を阻止することが重要です(図1)。

図1

糖尿病患者は非糖尿病患者に比較して心血管死のリスクが約3倍

健康な人と変わらない寿命の確保を目指す上で注目すべきことのひとつが糖尿病患者さんの心血管死のリスクです。実際、糖尿病患者さんはそれだけで非糖尿病患者さんに比較して心血管死のリスクが約3倍高いことがわかっています(図2)。

またそのリスクは、高血圧、脂質異常症、喫煙などのリスク因子が増えるごとに、より一層高まることが示されています。したがって、糖尿病患者さんでは血糖を下げることはもちろんのこと、心血管イベントを見据えた治療を行うことが非常に重要となります。

図2

ジャディアンスは76週にわたる持続する優れたHbA1c低下作用が報告されている

ジャディアンスは、持続する優れたHbA1c低下作用が報告されています。
薬物療法を行っていない2型糖尿病患者を対象としたEMPA-REG EXTEND MONOTM試験では、ジャディアンスを1日1回単独投与し、プラセボあるいはシタグリプチン100mgと比較検討した結果、投与12週までにHbA1cが低下し、その低下作用は76週後まで持続することが示されました。

投与76 週後におけるベースラインからのHbA1c 調整平均変化量のプラセボ群との差は、ジャディアンス10mg 群で0.78%、25mg 群で0.89%、シタグリプチン100mg群で0.66%でした
(図3)。

図3

本試験における有害事象の発現率は、ジャディアンス10mg群で21.9%(49/224例)、25mg群で23.3%(52/223例)、プラセボ群で15.7%(36/229例)、シタグリプチン100mg群で13.9%(31/223例)で、主な有害事象は鼻咽頭炎がジャディアンス10mg群で32/224例(14.3%)、25mg群で25/223例(11.2%)、プラセボ群で27/229例(11.8%)、シタグリプチン100mg群で27/223例(12.1%)でした(図4)。

図4

【参考情報】EMPA-REG OUTCOME®試験の結果、主要評価項目である3P-MACEの発現率、心血管死、心不全による入院、全死亡の低下が認められた

EMPA-REG OUTCOME®において、ジャディアンスは、ベースライン時治療薬としてACE阻害薬/ARBが約80%、スタチン系薬が76%、すでに投与をされている患者を対象に心血管アウトカムの影響が検討されています(図5)。

図5

本試験の結果、主要評価項目である3P-MACEの発現率、心血管死、心不全による入院、全死亡の発現率は、いずれもプラセボ群と比較して有意な低下が認められました(図6)。

なお、本試験における有害事象の発現率は、ジャディアンス10mg群で28.4%(666/2,345例)、25mg群で27.5%(643/2,342例)、プラセボ群で23.5%(549/2,333例)で、主な有害事象の発現率は低血糖がプラセボ群で27.9%(650/2,333例)、ジャディアンス10mg群で28.0%(656/2,345例)、25mg群で27.6%(647/2,342例)でした。尿路感染症の発現率は、プラセボ群で18.1%(423/2,333例)、ジャディアンス 10mg 群で 18.2%(426/2,345例)、ジャディアンス 25mg 群で17.8%(416/2,342例)でした(図7)。

図6
図7

まとめ

糖尿病治療の目標は、健康な人と変わらないQOL の維持および寿命の確保であり、そのために血糖・体重・血圧・血清脂質の良好なコントロール状態を維持し、合併症の発症・進展を阻止することが求められます。

糖尿病患者さんは、非糖尿病患者さんに比較して心血管死のリスクが高く、高血圧、脂質異常症、喫煙などのリスク因子が増えるごとに、さらにそのリスクが高くなることが報告されています。

ジャディアンスは、薬物療法を行っていない2型糖尿病患者に対して、EMPA-REG EXTEND MONOTM試験において、1日1回の単独投与で持続する優れたHbA1c低下作用が認められております。

【参考情報】EMPA-REG OUTCOME®試験において、心血管イベントおよび死亡発現率の低下したことが示されております。

以上を踏まえ、糖尿病患者さんの、健康な人と変わらないQOL の維持および寿命の確保を目指し、良好な血糖コントロールを行うための薬剤選択肢のひとつとして、ジャディアンスを、是非ご検討いただければ幸いです。