ジオトリフ
がん
安全性
Q
ジオトリフの休薬・減量基準は?
A
副作用のグレードを基に本剤の投与継続または休薬を判断し、投与再開時には10mg減量してください。
また、本剤を一旦減量した後は、増量を行わないでください。
■ジオトリフの用法・用量
通常、成人にはアファチニブとして1日1回40mgを空腹時に経口投与する。
なお、患者の状態により適宜増減するが、1日1回50mgまで増量できる。
- <用法・用量に関連する使用上の注意>
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(1) 副作用が発現した場合は、症状、重症度等に応じて、以下の基準を考慮し、休薬、減量又は中止すること。[「重大な副作用」の項参照]
- 注1)グレードはNCI-CTCAE 3.0版による。
- 注2)48時間を超える下痢又は7日間を超える皮膚障害
- 注3)1日1回20mg投与で忍容性が認められない場合は、投与中止を考慮すること。
- 注4)一旦減量した後は、増量を行わないこと。
- (2) 1日1回40mgで3週間以上投与し、下痢、皮膚障害、口内炎及びその他のグレード2以上の副作用が認められない場合は1日1回50mgに増量してもよい。
- (3) 食後に本剤を投与した場合、Cmax及びAUCが低下するとの報告がある。食事の影響を避けるため食事の1時間前から食後3時間までの間の服用は避けること。[「薬物動態」の項参照]
- (4) 他の抗悪性腫瘍剤との併用について、有効性及び安全性は確立していない。
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