ジャディアンス 製品紹介ジャディアンスの特性

最新News! ジャディアンスの豊富なエビデンス
「ジャディアンスの76週間単独投与試験」

ジャディアンスは投与方法や患者背景などに応じた豊富なエビデンスを有し、様々な臨床的状況においてEBMの実践に資するSGLT2阻害薬です。

こうしたジャディアンスの多岐にわたるエビデンスは、今なお増え続けています。今回は、糖尿病治療薬に求められる基本的な特性とも言える、持続する優れたHbA1c低下作用について、新たに加わったエビデンスをご紹介します。

良好な血糖コントロール維持の重要性

2型糖尿病患者を対象に厳格な血糖コントロールの有用性を検討した英国のUKPDS試験では、インスリンを含めた治療選択肢にかかわらず、経年的に血糖コントロールが悪化してしまうことが示されています(図1)。

糖尿病治療の目標は、良好な血糖コントロールを長期間にわたり維持し、その他の動脈硬化危険因子も適切に管理することにより、合併症の発症・進展を抑制して健康な人と変わらないQOL・寿命を確保することにあります(※)。

科学的根拠に基づく糖尿病診療ガイドライン2013でも、治療開始後早期に良好な血糖コントロールを達成し、その状態を維持することができれば、長期予後の改善が期待できると解説しています(※※)。

しかし、様々な治療選択肢を用いても、長期間にわたる良好な血糖コントロールの維持は困難な課題であることがわかっています。

※日本糖尿病学会(編・著). 糖尿病専門医研修ガイドブック p.142

※※科学的根拠に基づく糖尿病診療ガイドライン2013 p.153

UKPDS34

対  象
UKPDSの登録患者のうち、新たに2型糖尿病と診断された25~65歳の肥満(理想体重の120%を超える)患者1,704例。
方  法
従来療法群(基本的に食事療法のみとし、空腹時血糖値(FPG)が15mmol/Lを超えてしまう場合と高血糖症状がみられる場合には、症状を回避しFPG15mmol/L未満を維持するために、糖尿病治療薬(ビグアナイド系薬剤、スルホニルウレア剤、インスリン)を使用した非強化療法を実施)と、糖尿病治療薬を使用しFPG6.0mmol/L未満を目標とする厳格な血糖コントロール群とに無作為に割り付け、HbA1cの変化を検討した。追跡期間10.7年(平均値)。

UKPDS 34 Study.The Lancet. 1998; 352: 854-865 一部改変.

ジャディアンスの76週間単独投与試験

良好な血糖コントロールを達成し、それを長期に維持できる治療選択肢が求められる中、このたびジャディアンス国際共同第Ⅲ相試験の52週延長試験が報告されました。

本試験は日本人180例を含む薬物未治療の2型糖尿病患者を対象としています。投与24週後までの成績はすでに発表されており、ベースラインからのHbA1c調整平均変化量のプラセボ群との差はジャディアンス10mg群で0.74%、25mg群で0.85%だった。今回報告されたのは24週間の治療を完遂した患者のうち、同意の撤回もしくは追跡不可の患者を除いた615例を対象に、同じ治療を52週間継続した結果であり(図2)、計76週に及ぶジャディアンス単独投与の有効性・安全性を検討したデータと言えます。

禁忌を含む使用上の注意等については添付文書をご確認ください。
シタグリプチンのドラッグインフォメーションについては、当該製品の添付文書をご確認ください。
Roden M, et al.: Cardiovasc Diabetol. 2015 Dec 23;14(1):154. doi: 10.1186/s12933-015-0314-0.より作図
Eilbracht J. et al.: 社内資料 日本人2型糖尿病患者を含む国際共同第Ⅲ相24週投与試験(承認時評価資料)
本試験はベーリンガーインゲルハイム社/リリー社の支援により行われました。

単独投与で長期HbA1c低下作用を認めるジャディアンス

薬物未治療の2型糖尿病患者を対象にジャディアンスを1日1回単独投与したところ、12週後までにHbA1cが速やかに低下し、そのHbA1c低下作用は76週後まで持続していました(図3)。投与76週後におけるベースラインからのHbA1c調整平均変化量のプラセボ群との差は、ジャディアンス10mg群で0.78%、25mg群で0.89%でした(図4)。これは投与24週後時点の差(ジャディアンス10mg群0.74%、25mg群0.85%)とほぼ同様の成績であり、ジャディアンス単独投与によるHbA1c低下作用が長期間にわたって維持されることが明らかになりました。

対  象
EMPA-REG MONOTM 試験に参加した、食事・運動療法にて血糖コントロール不十分(HbA1c 7.0~10.0%)で、薬物療法を行っていない2型糖尿病患者899例。そのうち、615例が試験をさらに52週間延長した。
方  法
対象をジャディアンス10mg群、25mg群、プラセボ群、またはシタグリプチン100mg群※に無作為割り付けし、1日1回24週間経口投与し、さらに52週間延長投与した。
※シタグリプチンは海外の用法・用量に従い、初回から100mgを投与
安全性
副作用発現率は、ジャディアンス10mg群で21.9%(49/224例)、25mg群で23.3%(52/223例)、プラセボ群で15.7%(36/229例)、シタグリプチン100mg群で13.9%(31/223例)であった。主な副作用に関する記載はなかった。

禁忌を含む使用上の注意等については添付文書をご確認ください。
シタグリプチンのドラッグインフォメーションについては、当該製品の添付文書をご確認ください。
Roden M, et al.: Cardiovasc Diabetol. 2015 Dec 23;14(1):154. doi: 10.1186/s12933-015-0314-0. より改変本試験はベーリンガーインゲルハイム社/リリー社の支援により行われました。

対  象
EMPA-REG MONOTM 試験に参加した、食事・運動療法にて血糖コントロール不十分(HbA1c 7.0~10.0%)で、薬物療法を行っていない2型糖尿病患者899例。そのうち、615例が試験をさらに52週間延長した。
方  法
対象をジャディアンス10mg群、25mg群、プラセボ群、またはシタグリプチン100mg群※に無作為割り付けし、1日1回24週間経口投与し、さらに52週間延長投与した。
※シタグリプチンは海外の用法・用量に従い、初回から100mgを投与
安全性
副作用発現率は、ジャディアンス10mg群で21.9%(49/224例)、25mg群で23.3%(52/223例)、プラセボ群で15.7%(36/229例)、シタグリプチン100mg群で13.9%(31/223例)であった。主な副作用に関する記載はなかった。

禁忌を含む使用上の注意等については添付文書をご確認ください。
シタグリプチンのドラッグインフォメーションについては、当該製品の添付文書をご確認ください。
Roden M, et al.: Cardiovasc Diabetol. 2015 Dec 23;14(1):154. doi: 10.1186/s12933-015-0314-0. より改変本試験はベーリンガーインゲルハイム社/リリー社の支援により行われました。

ジャディアンスの長期安全性プロファイル

なお、76週間投与の副作用発現率を見ると、低血糖がジャディアンス10mg群0.9%、25mg群0.9%、プラセボ群0.9%、シタグリプチン群0.9%、尿路感染症がそれぞれ9.4%、9.0%、10.9%、9.0%、性器感染症が5.8%、6.3%、1.7%、0.9%、体液量減少が2.7%、0.9%、0.4%、1.3%でした(表)。

対  象
EMPA-REG MONOTM 試験に参加した、食事・運動療法にて血糖コントロール不十分(HbA1c 7.0~10.0%)で、薬物療法を行っていない2型糖尿病患者899例。そのうち、615例が試験をさらに52週間延長した。
方  法
対象をジャディアンス10mg群、25mg群、プラセボ群、またはシタグリプチン100mg群※に無作為割り付けし、1日1回24週間経口投与し、さらに52週間延長投与した。
※シタグリプチンは海外の用法・用量に従い、初回から100mgを投与
安全性
副作用発現率は、ジャディアンス10mg群で21.9%(49/224例)、25mg群で23.3%(52/223例)、プラセボ群で15.7%(36/229例)、シタグリプチン100mg群で13.9%(31/223例)であった。主な副作用に関する記載はなかった。(MedDRAのPTで集計)

禁忌を含む使用上の注意等については添付文書をご確認ください。
シタグリプチンのドラッグインフォメーションについては、当該製品の添付文書をご確認ください。
Roden M, et al.: Cardiovasc Diabetol. 2015 Dec 23;14(1):154. doi: 10.1186/s12933-015-0314-0. より改変本試験はベーリンガーインゲルハイム社/リリー社の支援により行われました。

まとめ
  • 糖尿病治療の目標は、健康な人と変わらないQOL・寿命を確保することにあります。
  • そのために良好な血糖コントロールを長期間維持することが重要です。
  • ジャディアンスは国際共同第Ⅲ相試験の52週延長試験において、1日1回の単独投与により、長期にわたってHbA1c低下作用が維持されることが示されました。
  • 本試験におけるジャディアンスの忍容性は良好でした。