INPULSIS-ON試験(長期的な安全性、忍容性を検証)
急性増悪と死亡率について
INPULSIS-ON試験の結果より、オフェブはIPFにおける長期間のFVC低下抑制効果に加えて、急性増悪の抑制および長期予後の改善が期待できることから、IPF患者の第一選択薬になり得ると考えられます。
地方独立行政法人 神奈川県立病院機構 神奈川県立循環器呼吸器病センター
副院長 兼 呼吸器内科部長
小倉 髙志 先生
2018年9月作成
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オフェブ長期投与試験における安全性
INPULSIS-ON試験では、追跡期間192週の長期にわたって新たな有害事象は認められませんでした。ここでは、海外のエキスパートドクターにオフェブ長期投与時の安全性評価のポイントについてお話を伺いました。
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オフェブ長期投与試験におけるFVC低下抑制
INPULSIS-ON試験では、オフェブ継続投与群、オフェブ新規投与群において一貫したFVCの低下抑制がみられました。ここでは、海外のエキスパートドクターにオフェブ長期投与時のFVCに対する有効性評価のポイントについてお話を伺いました。
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オフェブ長期投与試験における急性増悪抑制
INPULSIS-ON試験では、長期にわたって急性増悪の発現率が低率に保たれていました。ここでは、海外のエキスパートドクターに急性増悪に対するオフェブの有効性評価のポイントについて、INPULSIS試験/INPULSIS-ON試験の臨床データを交えてお話を伺いました。
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オフェブ長期投与試験における死亡率
INPULSIS-ON試験における約5年間の死亡率は、オフェブ継続投与群では24%、オフェブ新規投与群では27%でした。ここでは、海外のエキスパートドクターにオフェブ長期投与時の死亡率に対する有効性評価のポイントについてお話を伺いました。