プラザキサ 診療サポート教えて!北島先生

Q. 直接トロンビン阻害剤とはなんですか?

A. トロンビンに直接的かつ選択的に結合し、トロンビンの活性を阻害する薬剤です。

非弁膜症性心房細動患者さんは心房内で血栓が形成されやすくなっています。この血栓が血流によって脳に運ばれ、脳の血管を詰まらせます。これが心原性脳塞栓症です。

血栓が脳の血管を詰まらせる

血栓の形成は、トロンビンによって血液中にあるフィブリノゲンがフィブリンへ変換されることからはじまります。

フィブリノゲンがフィブリンへ変換

活性化されたトロンビンは、血栓の形成において中心的な役割を担っています。

正常なトロンビンと凝固亢進したトロンビン

直接トロンビン阻害剤は、トロンビンの活性部位へ直接かつ選択的に結合することで、トロンビンの活性を阻害します。

直接トロンビン阻害剤の働き