プラザキサ 診療サポート教えて!北島先生

Q. トロンビンを阻害すると?-その1-

A. フィブリンへの変換が阻害され、血栓の形成が抑えられます。

活性化されたトロンビンは、血栓の形成において中心的な役割を担っています。

トロンビン阻害剤は活性化された遊離トロンビンを抑えることにより、フィブリノゲンがフィブリンへ変換されるのを阻害し、血栓の形成を抑制します。

トロンビン阻害剤は活性化された遊離トロンビンを抑える
フィブリンに結合した活性化トロンビンも、凝固活性を保っています。

フィブリンに結合した活性化トロンビン

直接トロンビン阻害剤は、フィブリンに結合した活性化トロンビンも阻害します。
直接トロンビン阻害剤は2つの状態のトロンビン(遊離トロンビンとフィブリンに結合したトロンビン)を唯一阻害する薬剤であることから、強力に血栓の形成を阻止できます。

直接トロンビン阻害剤は、フィブリンに結合した活性化トロンビンも阻害

直接トロンビン阻害剤は、心臓で血栓が形成されるのを防ぎ、非弁膜症性心房細動患者さんを虚血性脳卒中から守ります。

特に、直接トロンビン阻害剤プラザキサ150mg×2回/日は、ワルファリンと比べて虚血性脳卒中を有意に抑制することができる薬剤です。

直接トロンビン阻害剤は、心臓で血栓が形成されるのを防ぎます。