プラザキサ 診療サポート教えて!北島先生

Q. トロンビンを阻害すると?-その3-

A. ポジティブフィードバックを抑制し、血液凝固反応の促進を防ぎます。

活性化トロンビンは第Ⅴ因子・第Ⅷ因子・第Ⅺ因子を直接活性化し、血液凝固反応を促進します。

活性化トロンビンは第Ⅴ因子・第Ⅷ因子・第Ⅺ因子を直接活性化

血液凝固カスケードの上流にある第Ⅴ因子・第Ⅷ因子・第Ⅺ因子が活性化されると、その結果としてトロンビンの産生が増幅されます。この作用はトロンビン産生のポジティブフィードバックと言えます。

トロンビンの産生が増幅

直接トロンビン阻害剤は活性化トロンビンを阻害し、その結果、ポジティブフィードバックを抑制することができ、血液凝固反応の促進を防ぎます。

直接トロンビン阻害剤は活性化トロンビンを阻害

直接トロンビン阻害剤は、心臓で血栓が形成されるのを防ぎ、非弁膜症性心房細動患者さんを虚血性脳卒中から守ります。

特に、直接トロンビン阻害剤プラザキサ150mg×2回/日は、ワルファリンと比べて虚血性脳卒中を有意に抑制することができる薬剤です。

直接トロンビン阻害剤は、心臓で血栓が形成されるのを防ぎます