プラザキサ 診療サポート 薬剤師インタビュー:
アドヒアランス向上の取り組み

<< インタビュー一覧へ戻る

電子薬歴を利用した「患者療養支援プログラム」の活用

福岡大学筑紫病院薬剤部では近隣薬局と協力して、薬剤の適正使用と患者の服薬アドヒアランス向上のため、電子薬歴を利用した「患者療養支援プログラム」を実施しています。
今回は抗凝固薬プラザキサのアドヒアランス向上に向けて、大賀薬局福大筑紫病院前店と連携した取り組みをご紹介します。

カプセルを口に含んで水と一緒に4~5回くちゅくちゅ(噛まずに)

Q2.プラザキサの服薬に関して具体的にどんなアドバイスをされていますか。

神村:
患者さんの入院中から、プラザキサを服用する必要性や薬の効果を説明しています。患者さんが脳梗塞の危険性を十分に理解していないと服薬中断につながりやすいことが健康日本21推進フォーラムの調査から示唆されており、まずは病識を高めることを主眼において指導しています。

■ 健康日本21推進フォーラムの調査結果

健康日本21推進フォーラムの調査結果
松本:
ご自身の病気についてピンと来ない方には長嶋茂雄さんのお話をすると「あぁ、長嶋さん…、脳梗塞って大変な病気なんですね」と薬を服用しないリスクを実感していただけるようです。
神村:
プラザキサは比較的大きなカプセル剤です。カプセルは水をはじく性質があり、高齢の方ではカプセルと水を口に含んで飲み込みますと、水だけが胃に到達し、薬がのどや食道に貼りついてしまうことがあります。そこで、「カプセルと水を口に含んで、噛まずに4~5回くちゅくちゅしてから飲み下してください」と指導しています。このようにすると、口の中でカプセルが水に馴染んで、一緒に胃に入るようになります。これまでに、この方法でうまく飲めなかったという患者さんはいません。

<< インタビュー一覧へ戻る