プラザキサ 診療サポート 薬剤師インタビュー:
アドヒアランス向上の取り組み

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アンケート調査やiPadを活用した服薬継続支援

薬剤師の先生の取り組みをご紹介いたします。

継続的な服薬指導と地域ネットワーク作り

Q3.プラザキサの適正使用のためにどのような工夫をされていますか。

梶間:
すべての新規患者さんに腎機能検査を実施しており、プラザキサの服用に問題がないか確認しています。継続服用中の患者さんでも、特に高齢の方では最初は腎機能が保たれていたのに徐々にクレアチニンクリアランスが低下してくるケースもありますので、定期的に腎機能を調べるようにしています。血液凝固能についてはaPTT検査を行っています。

Q4.今後、プラザキサの使用に関してさらに力を入れていきたいことは何でしょうか。

梶間:

プラザキサ服用中の患者さんは他の診療科や歯科など他医を受診していることも多く、出血を伴う手術が必要なケースも出てきます。そのため手術時のプラザキサ服用について迷った際に、自己判断で中止してしまわずに疑問があればすぐに質問してもらえるような関係作りを深めたいです。
現在でも歯の治療前などに医師や薬剤師に問い合わせをされる患者さんもいるのですが、中断することなく抗凝固療法を続けていけるようにプラザキサの服用をさらにサポートしていきたいと考えています。

当院は院内処方ですが、初診患者さんの60%以上がかかりつけ医などからの紹介という特徴があります。つまり手術が終わって退院した後や、診断がついて処方が定まった後には、多くの患者さんが当院から紹介元の医療機関に戻り、私たちの病院薬局ではなく近くの調剤薬局から薬を受け取ることになります。患者さんが他の施設に移った後でも、当院で続けてきた服薬指導の基本的な部分が途切れることなく継承されるように、プラザキサに関するさまざまな情報を地域のかかりつけ医や調剤薬局とも共有しながら患者さんの治療を支えていくことが大切だと考えています。当院では地域の医師やコメディカルも参加する心臓病研究会を開催していますが、より緊密な協力関係をこれから築いていきたいと思っています。

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