製品情報 製品Q&A

ジャディアンス
糖尿病
有効性
Q ジャディアンスのHbA1cおよび空腹時血糖値への有効性は?
A  

1日1回の経口投与により、優れたHbA1c および空腹時血糖値の低下作用を示します。

■国内第Ⅱ相用量検討及び長期安全性試験(1245.38試験)のうち、12週時点のデータ

坂本祐史ほか:社内資料 国内第Ⅱ相用量検討及び長期安全性試験(承認時評価資料)

■試験デザイン

日本人の2型糖尿病患者で、経口血糖降下薬による治療を受けていない患者、もしくは経口血糖降下薬1剤による治療を中止し、ウォッシュアウトした患者を対象としました。ジャディアンス5mg、10mg、25mg又は50mgを1日1回12週間経口投与した時の有効性および安全性をプラセボと比較検討しました。さらに、ジャディアンス10mg又は25mgを1日1回40週間延長投与した時の長期安全性の検討を行いました。

試験デザイン

坂本祐史ほか:社内資料 国内第Ⅱ相用量検討及び長期安全性試験(承認時評価資料)
本試験はベーリンガーインゲルハイム社/イーライリリー社の支援により行われました。

◆国内で承認された用法・用量
通常、成人にはエンパグリフロジンとして10mgを1日1回朝食前又は朝食後に経口投与する。なお、効果不十分な場合には、経過を十分に観察しながら 25mg 1日1回に増量することができる。
目的:
血糖コントロールが不十分な2型糖尿病患者を対象にジャディアンス5、10、25又は50mgを1日1回12週間経口投与した時の有効性および安全性をプラセボと比較し検討した。さらに、ジャディアンス(10および25mg)を1日1回40週間延長投与したときの長期安全性を検討した。
対象:

食事・運動療法又は食事・運動療法に加えて経口血糖降下薬1剤による治療*で十分な血糖コントロールが得られない日本人2型糖尿病患者547例。

  • * 同意取得前10週間以内に糖尿病治療薬による治療を受けていない患者、又は経口血糖降下薬1剤※での治療を受けており、同意取得前10週間以内に用法・用量 の変更のない患者。 ※経口血糖降下薬1剤で治療を受けていた患者は2週間のプラセボ導入期の前に4週間のウォッシュアウト期間を設けた。同意取得前12週間 以内にピオグリタゾンによる治療を受けた患者は除外。
方法:

ジャディアンス(5mg注)、10mg、25mg又は50mg注))を1日1回12週間経口投与した時の有効性および安全性をプラセボと比較し検討した。さらに、40週間延長投与(合計52週間投与)時の長期安全性を検討した。

  • 注) ジャディアンス5mgおよび50mgは承認された用量の範囲外のため、患者背景、試験結果に関する記載はせず。
評価項目:
[主要評価項目]
投与12週後のHbA1cのベースラインからの変化量
[副次評価項目]
投与12週後におけるHbA1c値が7.0%未満の達成率
投与12週間後における空腹時血糖値のベースラインからの変化量
[その他の探索的評価項目]
投与52週後のHbA1c値が7.0%未満の達成率
投与12週間後における収縮期血圧、拡張期血圧、体重のベースラインからの変化量
HbA1c、空腹時血糖値、収縮期血圧、拡張期血圧、体重のベースラインからのVisitごとの経時推移 等
[安全性の主な評価項目]
有害事象、臨床検査値、バイタルサイン、12誘導心電図等。

■有効性

1) HbA1cの変化量(投与12週後)[主要評価項目]

投与12週後におけるHbA1cのベースラインからの調整平均変化量は、ジャディアンス10mg群-0.40%、25mg群-0.65%、プラセボ群0.30%でした。プラセボ群に対するベースラインからの調整平均変化量の差は、10mg群は-0.70%、25mg群は-0.95%でいずれも有意な低下が認められました(p<0.0001、ANCOVA)。

投与12週後におけるHbA1cの変化量

投与12週後におけるHbA1cの変化量

坂本祐史ほか:社内資料 国内第Ⅱ相用量検討及び長期安全性試験(承認時評価資料)
本試験はベーリンガーインゲルハイム社/イーライリリー社の支援により行われました。

◆使用上の注意
1.慎重投与(一部抜粋)
  1. (1) 次に掲げる患者又は状態[低血糖を起こすおそれがある。]

    1. 1) 脳下垂体機能不全又は副腎機能不全 
    2. 2) 栄養不良状態、飢餓状態、不規則な食事摂取、食事摂取量の不足又は衰弱状態 
    3. 3) 激しい筋肉運動
    4. 4) 過度のアルコール摂取者
2.重要な基本的注意(一部抜粋)
  1. (12)低血糖症状を起こすことがあるので、高所作業、自動車の運転等に従事している患者に投与するときは注意すること。
2) HbA1c 7.0%未満の達成率(投与12週後)[副次評価項目]

ベースラインのHbA1cが7.0%以上であり投与12週後に7.0%未満に低下した患者の割合は、ジャディアンス10mg群19.0%、25mg群32.1%であり、プラセボ群2.8%と比較していずれも有意に高値でした(p=0.0003、p<0.0001、ロジスティック回帰分析)。

投与12週後にHbA1cが7.0%未満に低下した患者の割合

投与12週後にHbA1cが7.0%未満に低下した患者の割合

坂本祐史ほか:社内資料 国内第Ⅱ相用量検討及び長期安全性試験(承認時評価資料)
本試験はベーリンガーインゲルハイム社/イーライリリー社の支援により行われました。

3) 空腹時血糖値の変化量(投与12週後)[副次評価項目]

投与12週後における空腹時血糖値のベースラインからの調整平均変化量は、ジャディアンス10mg群-25.3mg/dL、25mg群-33.7mg/dL、プラセボ群4.1mg/dLでした。プラセボ群に対するベースラインからの調整平均変化量の差は10mg群は-29.3mg/dL、25mg群は-37.8mg/dLでいずれも有意な低下が認められました(p<0.0001、ANCOVA)。

投与12週後における空腹時血糖値の変化量

投与12週後における空腹時血糖値の変化量

坂本祐史ほか:社内資料 国内第Ⅱ相用量検討及び長期安全性試験(承認時評価資料)
本試験はベーリンガーインゲルハイム社/イーライリリー社の支援により行われました。

◆使用上の注意
1.慎重投与(一部抜粋)
  1. (1)次に掲げる患者又は状態[低血糖を起こすおそれがある。]

    1. 1) 脳下垂体機能不全又は副腎機能不全
    2. 2) 栄養不良状態、飢餓状態、不規則な食事摂取、食事摂取量の不足又は衰弱状態
    3. 3) 激しい筋肉運動
    4. 4) 過度のアルコール摂取者
2.重要な基本的注意(一部抜粋)
  1. (12)低血糖症状を起こすことがあるので、高所作業、自動車の運転等に従事している患者に投与するときは注意すること。

■日本人2型糖尿病患者を含む国際共同第Ⅲ相24週間投与試験(1245.20試験)

  • Eilbracht J. et al.:社内資料 日本人2型糖尿病患者を含む国際共同第Ⅲ相24週投与試験(承認時評価資料)
  • Pinnetti S. et al.:社内資料 国際共同第Ⅲ相延長試験(承認時評価資料)

■試験デザイン

2型糖尿病患者で、食事・運動療法による治療で十分な血糖コントロールが得られない患者を対象としました。ジャディアンス10mg又は25mgを1日1回24週間投与した時の有効性、安全性および忍容性をプラセボおよびシタグリプチン100mgと比較検討しました。
又、血糖コントロールが極めて不良な患者(ベースラインのHbA1cが10.0%を超える)に対してジャディアンス25mgを1日1回投与した時の有効性および安全性をオープンラベル治療群として検討しました。

試験デザイン

  • ※ シタグリプチンは海外の用法用量に従い、初回から100mgを投与しています。国内における承認された用法・用量は添付文書をご参照ください。
目的:
2型糖尿病患者に対してジャディアンス10mgおよび25mgを1日1回24週間の単独投与した時の有効性、安全性および忍容性について、プラセボと比較した。又、シタグリプチン100mgと探索的な比較を行った。
対象:

食事・運動療法にて十分な血糖コントロールが得られない、薬剤治療を受けていない2型糖尿病患者947名(うち日本人は180名)。

  • * 治験薬投与前12週間以内に糖尿病治療薬による治療を受けていない患者
方法:

ジャディアンスを1日1回24週間経口投与した時の有効性および安全性をプラセボと比較し検討した。また、シタグリプチン100mgと探索的な比較を行った。サブグループ解析は、本治験に参加している全体集団と日本人部分集団における結果の一貫性と薬剤の効果特性を検討するため行った。

  • * シタグリプチンは海外の用法・用量に従い、初回から100mgを投与している。国内で承認された用法・用量は、添付文書を参照すること。

血糖コントロールが極めて不良な患者(HbA1c>10.0%)に対しては、ジャディアンス25mgを1日1回投与した時の有効性および安全性をオープンラベル治療群として検討した。

  • ※ HbA1cはすべてNGSP値
評価項目:
[主要評価項目]
投与24週後のHbA1cのベースラインからの変化量
[重要な副次評価項目]
投与24週後の体重および血圧(拡張期血圧および収縮期血圧)のベースラインからの変化量
[その他の評価項目]
投与24週後の空腹時血糖値のベースラインからの変化量等
[安全性の主な評価項目]
有害事象、臨床検査値、バイタルサイン、12誘導心電図等

Eilbracht J. et al.: 社内資料 日本人2型糖尿病患者を含む国際共同第Ⅲ相24週投与試験(承認時評価資料)
本試験はベーリンガーインゲルハイム社/イーライリリー社の支援により行われました。

◆国内で承認された用法・用量
通常、成人にはエンパグリフロジンとして10mgを1日1回朝食前又は朝食後に経口投与する。なお、効果不十分な場合には、経過を十分に観察しながら25mg 1日1回に増量することができる。

■有効性

1) HbA1cの変化量(投与24週後)[主要評価項目]

投与24週後におけるHbA1cのベースラインからの調整平均変化量は、ジャディアンス10mg群-0.65%、25mg群-0.76%、シタグリプチン100mg群-0.65%、プラセボ群0.08%でした。 プラセボ群に対するベースラインからの調整平均変化量の差は10mg群は-0.74%、25mg群は-0.85%でそれぞれ有意な低下が認められました(p<0.0001、ANCOVA)。

投与24週後におけるHbA1cの変化量

投与24週後におけるHbA1cの変化量

Eilbracht J. et al.: 社内資料 日本人2型糖尿病患者を含む国際共同第Ⅲ相24週投与試験(承認時評価資料)
本試験はベーリンガーインゲルハイム社/イーライリリー社の支援により行われました。

◆使用上の注意
1.慎重投与(一部抜粋)
  1. (1)次に掲げる患者又は状態[低血糖を起こすおそれがある。]

    1. 1)脳下垂体機能不全又は副腎機能不全
    2. 2)栄養不良状態、飢餓状態、不規則な食事摂取、食事摂取量の不足又は衰弱状態
    3. 3)激しい筋肉運動
    4. 4)過度のアルコール摂取者
2.重要な基本的注意(一部抜粋)
  1. (12)低血糖症状を起こすことがあるので、高所作業、自動車の運転等に従事している患者に投与するときは注意すること。
2) 日本人におけるHbA1c変化量の層別解析(投与24週後)

日本人患者の投与24週後におけるHbA1cのベースラインからの調整平均変化量は、ジャディアンス10mg群-0.56%、25mg群-0.84%、シタグリプチン100㎎群-0.57%、プラセボ群0.03%でした。プラセボ群に対するベースラインからの調整平均変化量は10mg群は-0.58%、25mg群は-0.86%でそれぞれ有意な低下が認められました(p<0.0001、ANCOVA)。

日本人における投与24週後のHbA1c変化量の層別解析

日本人における投与24週後のHbA1c変化量の層別解析

Eilbracht J. et al.: 社内資料 日本人2型糖尿病患者を含む国際共同第Ⅲ相24週投与試験(承認時評価資料)
本試験はベーリンガーインゲルハイム社/イーライリリー社の支援により行われました。

3) HbA1c変化量の層別解析(ベースライン時HbA1c 8.0%以上、投与24週後)

投与前のベースラインHbA1cが8.0%以上の患者では、投与24週後におけるHbA1cのベースラインからの調整平均変化量は、ジャディアンス10mg群-1.13%、25mg群-1.14%、シタグリプチン100mg群-0.78%、プラセボ群0.06%でした。プラセボ群に対するベースラインからの調整平均変化量の差は10mg群は-1.19%、 25mg群は-1.21%でありいずれも有意な低下が認められました(p<0.0001、ANCOVA)。

HbA1c変化量の層別解析(ベースライン時HbA1c 8 .0%以上)

HbA1c変化量の層別解析(ベースライン時HbA1c 8 .0%以上)

Eilbracht J. et al.: 社内資料 日本人2型糖尿病患者を含む国際共同第Ⅲ相24週投与試験(承認時評価資料)
本試験はベーリンガーインゲルハイム社/イーライリリー社の支援により行われました。

◆使用上の注意
1.慎重投与(一部抜粋)
  1. (1)次に掲げる患者又は状態[低血糖を起こすおそれがある。]

    1. 1)脳下垂体機能不全又は副腎機能不全
    2. 2)栄養不良状態、飢餓状態、不規則な食事摂取、食事摂取量の不足又は衰弱状態
    3. 3)激しい筋肉運動
    4. 4)過度のアルコール摂取者
2.重要な基本的注意(一部抜粋)
  1. (12)低血糖症状を起こすことがあるので、高所作業、自動車の運転等に従事している患者に投与するときは注意すること。
4) 空腹時血糖値の変化量(投与24週後)[その他の評価項目]

投与24週後における空腹時血糖値のベースラインからの調整平均変化量は、ジャディアンス10mg群-19.4mg/dL、25mg群-24.3mg/dL、シタグリプチン100mg群-7.0mg/dL、プラセボ群11.7mg/dLでした。 プラセボ群に対するベースラインからの調整平均変化量の差は10mg群は-31.1mg/dL、25mg群は-36.0mg/dLでありいずれも有意な低下が認められました(p<0.0001、ANCOVA)。

投与24週後における空腹時血糖値の変化量

投与24週後における空腹時血糖値の変化量

Eilbracht J. et al.: 社内資料 日本人2型糖尿病患者を含む国際共同第Ⅲ相24週投与試験(承認時評価資料)
本試験はベーリンガーインゲルハイム社/イーライリリー社の支援により行われました。

製品に関するお問い合わせ

上記のQ&Aはお役に立ちましたでしょうか。
更なるお問合せがございましたら、専任薬剤師が こちら(DIセンター)にて承ります。