製品情報 製品Q&A

ジャディアンス
糖尿病
有効性
Q ジャディアンスのHbA1cおよび空腹時血糖値に対する長期の有効性は?
A  

1日1回の経口投与により、HbA1cおよび空腹時血糖値低下作用が長期にわたり維持されます。

■国内第Ⅲ相併用療法長期投与試験(1245.52試験)

Araki E. et al.: DiabetesObes. Metab. 2015; 17(7): 665-674

■試験デザイン

日本人の2型糖尿病患者で、食事・運動療法および経口血糖降下薬1剤による治療にもかかわらず十分な血糖コントロールが得られない患者を対象としました。経口血糖降下薬(スルホニルウレア剤、チアゾリジン系薬剤、ビグアナイド系薬剤、DPP-4阻害剤、α‐グルコシダーゼ阻害剤又は速効型インスリン分泌促進剤[グリニド剤]の6種のいずれか)による治療に加えてジャディアンス10mg又は25mg1日1回を52週間併用投与した時の安全性および有効性を検討しました。なお、スルホニルウレア剤による治療群にはオープンラベルのメトホルミン投与群を設けて比較検討しました。

試験デザイン

  • * スルホニルウレア剤で治療中の対象は盲検下でジャディアンス10mgもしくは25mgの投与、あるいはオープンラベルでメトホルミンの投与を受けた。

SU: スルホニルウレア剤 TZD: チアゾリジン系薬剤 BG: ビグアナイド系薬剤 DPP-4: DPP-4阻害剤
α-GI: α-グルコシダーゼ阻害剤 GLI: グリニド剤

Araki E. et al.: DiabetesObes. Metab. 2015; 17(7): 665-674
本試験はベーリンガーインゲルハイム社/イーライリリー社の支援により行われました。

◆国内で承認された用法・用量
通常、成人にはエンパグリフロジンとして10mgを1日1回朝食前又は朝食後に経口投与する。なお、効果不十分な場合には、経過を十分に観察しながら25mg 1日1回に増量することができる。
目的:
日本人2型糖尿病患者を対象として、経口血糖降下薬1剤とジャディアンス10mgおよび25mgを1日1回52週間の併用投与した時の安全性および有効性を検討する。
対象:
食事もしくは運動療法および経口血糖降下薬単剤で十分な血糖コントロールが得られない日本人2型糖尿病患者1,160例。
方法:
ジャディアンス10mg又は25mgを各種経口血糖降下薬と1日1回52週間併用投与した時の安全性および有効性を検討した。なお、スルホニルウレア剤による治療群にはオープンラベルのメトホルミン投与群を設けた。
評価項目:
[副次評価項目]
投与52週後のHbA1cのベースラインからの変化量
[その他の評価項目]

投与52週後におけるHbA1c値が7.0%未満の達成率、投与52週後の空腹時血糖値のベースラインからの変化量、投与52週後の体重および血圧(収縮期血圧および拡張期血圧)のベースラインからの変化量等。

  • * HbA1cはすべてNGSP値
[安全性の主な評価項目]
有害事象、臨床検査値、バイタルサイン、12誘導心電図等。
◆使用上の注意
1.慎重投与(一部抜粋)
  1. (2) 他の糖尿病用薬(特に、スルホニルウレア剤又はインスリン製剤)を投与中の患者[併用により低血糖を起こすおそれがある。]
  2. (3) 脱水を起こしやすい患者(血糖コントロールが極めて不良の患者、高齢者、利尿剤併用患者等)[本剤の利尿作用により脱水を起こすおそれがある。]
2.重要な基本的注意(一部抜粋)
  1. (1) 本剤の使用にあたっては、患者に対し低血糖症状及びその対処方法について十分説明すること。特に、インスリン製剤又はスルホニルウレア剤と併用する場合、低血糖のリスクが増加するおそれがある。インスリン製剤又はスルホニルウレア剤による低血糖のリスクを軽減するため、これらの薬剤と併用する場合には、これらの薬剤の減量を検討すること。

■有効性

1) HbA1cの変化量(投与52週後)[副次評価項目(全体解析のみ)]

投与52週後におけるHbA1cのベースラインからの調整平均変化量は、ジャディアンス10mgとすべての経口血糖降下薬の併用で-1.00~-0.81%でした。

投与52週後におけるHbA1cの変化量(ジャディアンス10mg)

投与52週後におけるHbA1cの変化量(ジャディアンス10mg)

SU: スルホニルウレア剤 TZD: チアゾリジン系薬剤 BG: ビグアナイド系薬剤 DPP-4: DPP-4阻害剤
α-GI: α-グルコシダーゼ阻害剤 GLI: グリニド剤

Araki E. et al.: DiabetesObes. Metab. 2015; 17(7): 665-674
本試験はベーリンガーインゲルハイム社/イーライリリー社の支援により行われました。

◆使用上の注意
1.慎重投与(一部抜粋)
  1. (2) 他の糖尿病用薬(特に、スルホニルウレア剤又はインスリン製剤)を投与中の患者[併用により低血糖を起こすおそれがある。]
  2. (3) 脱水を起こしやすい患者(血糖コントロールが極めて不良の患者、高齢者、利尿剤併用患者等)[本剤の利尿作用により脱水を起こすおそれがある。]
2.重要な基本的注意(一部抜粋)
  1. (1) 本剤の使用にあたっては、患者に対し低血糖症状及びその対処方法について十分説明すること。特に、インスリン製剤又はスルホニルウレア剤と併用する場合、低血糖のリスクが増加するおそれがある。インスリン製剤又はスルホニルウレア剤による低血糖のリスクを軽減するため、これらの薬剤と併用する場合には、これらの薬剤の減量を検討すること。

投与52週後におけるHbA1cのベースラインからの調整平均変化量は、ジャディアンス25mgとすべての経口血糖降下薬の併用で-0.98~-0.77%でした。

投与52週後におけるHbA1cの変化量(ジャディアンス25mg)

投与52週後におけるHbA1cの変化量(ジャディアンス25mg)

SU: スルホニルウレア剤 TZD: チアゾリジン系薬剤 BG: ビグアナイド系薬剤 DPP-4: DPP-4阻害剤
α-GI: α-グルコシダーゼ阻害剤 GLI: グリニド剤

Araki E. et al.: DiabetesObes. Metab. 2015; 17(7): 665-674
本試験はベーリンガーインゲルハイム社/イーライリリー社の支援により行われました。

◆使用上の注意
1.慎重投与(一部抜粋)
  1. (1)次に掲げる患者又は状態[低血糖を起こすおそれがある。]

    1. 1)脳下垂体機能不全又は副腎機能不全
    2. 2)栄養不良状態、飢餓状態、不規則な食事摂取、食事摂取量の不足又は衰弱状態
    3. 3)激しい筋肉運動
    4. 4)過度のアルコール摂取者
2.重要な基本的注意(一部抜粋)
  1. (4) 本剤投与中は、血糖を定期的に検査し、薬剤の効果を確かめ、本剤を3カ月投与しても効果が不十分な場合には他の治療法への変更を考慮すること。
  2. (12)低血糖症状を起こすことがあるので、高所作業、自動車の運転等に従事している患者に投与するときは注意すること。
2) HbA1c 7.0%未満の達成率(投与52週後)[その他の評価項目]

ベースラインのHbA1cが7.0%以上であり投与52週後に7.0%未満に低下した患者の割合は、ジャディアンス10mgおよび25mgとすべての経口血糖降下薬の併用で40.9~78.0%でした。

投与52週後にHbA1cが7.0%未満に低下した患者の割合

投与52週後にHbA1cが7.0%未満に低下した患者の割合

Araki E. et al.: DiabetesObes. Metab. 2015; 17(7): 665-674
本試験はベーリンガーインゲルハイム社/イーライリリー社の支援により行われました。

◆使用上の注意
1.慎重投与(一部抜粋)
  1. (1)次に掲げる患者又は状態[低血糖を起こすおそれがある。]

    1. 1)脳下垂体機能不全又は副腎機能不全
    2. 2)栄養不良状態、飢餓状態、不規則な食事摂取、食事摂取量の不足又は衰弱状態
    3. 3)激しい筋肉運動
    4. 4)過度のアルコール摂取者
  2. (2) 他の糖尿病用薬(特に、スルホニルウレア剤又はインスリン製剤)を投与中の患者[併用により低血糖を起こすおそれがある。]
  3. (3) 脱水を起こしやすい患者(血糖コントロールが極めて不良の患者、高齢者、利尿剤併用患者等)[本剤の利尿作用により脱水を起こすおそれがある。]
2.重要な基本的注意(一部抜粋)
  1. (1) 本剤の使用にあたっては、患者に対し低血糖症状及びその対処方法について十分説明すること。特に、インスリン製剤又はスルホニルウレア剤と併用する場合、低血糖のリスクが増加するおそれがある。インスリン製剤又はスルホニルウレア剤による低血糖のリスクを軽減するため、これらの薬剤と併用する場合には、これらの薬剤の減量を検討すること。
  2. (4) 本剤投与中は、血糖を定期的に検査し、薬剤の効果を確かめ、本剤を3カ月投与しても効果が不十分な場合には他の治療法への変更を考慮すること。
  3. (12)低血糖症状を起こすことがあるので、高所作業、自動車の運転等に従事している患者に投与するときは注意すること。
3) 空腹時血糖値の変化量(投与52週後)[その他の評価項目]

投与52週後における空腹時血糖値のベースラインからの調整平均変化量は、ジャディアンス10mgおよび25mgとすべての経口血糖降下薬の併用で-33.1~-16.4mg/dLでした。

投与52週後における空腹時血糖値の変化量

投与52週後における空腹時血糖値の変化量

Araki E. et al.: DiabetesObes. Metab. 2015; 17(7): 665-674
本試験はベーリンガーインゲルハイム社/イーライリリー社の支援により行われました。

■国内第Ⅱ相用量検討及び長期安全性試験(1245.38試験)のうち、52週時点のデータ

坂本祐史ほか:社内資料 国内第Ⅱ相用量検討及び長期安全性試験(承認時評価資料)

■試験デザイン

日本人の2型糖尿病患者で、経口血糖降下薬による治療を受けていない患者、もしくは経口血糖降下薬1剤による治療を中止し、ウォッシュアウトした患者を対象としました。ジャディアンス5mg、10mg、25mg又は50mgを1日1回12週間経口投与した時の有効性および安全性をプラセボと比較検討しました。さらに、ジャディアンス10mg又は25mgを1日1回40週間延長投与した時の長期安全性の検討を行いました。

試験デザイン

坂本祐史ほか:社内資料 国内第Ⅱ相用量検討及び長期安全性試験(承認時評価資料)
本試験はベーリンガーインゲルハイム社/イーライリリー社の支援により行われました。

◆国内で承認された用法・用量
通常、成人にはエンパグリフロジンとして10mgを1日1回朝食前又は朝食後に経口投与する。なお、効果不十分な場合には、経過を十分に観察しながら 25mg 1日1回に増量することができる。
目的:
血糖コントロールが不十分な2型糖尿病患者を対象にジャディアンス5、10、25又は50mgを1日1回12週間経口投与した時の有効性および安全性をプラセボと比較し検討した。さらに、ジャディアンス(10および25mg)を1日1回40週間延長投与したときの長期安全性を検討した。
対象:

食事・運動療法又は食事・運動療法に加えて経口血糖降下薬1剤による治療*で十分な血糖コントロールが得られない日本人2型糖尿病患者547例。

  • * 同意取得前10週間以内に糖尿病治療薬による治療を受けていない患者、又は経口血糖降下薬1剤※での治療を受けており、同意取得前10週間以内に用法・用量 の変更のない患者。 ※経口血糖降下薬1剤で治療を受けていた患者は2週間のプラセボ導入期の前に4週間のウォッシュアウト期間を設けた。同意取得前12週間 以内にピオグリタゾンによる治療を受けた患者は除外。
方法:

ジャディアンス(5mg注)、10mg、25mg又は50mg注))を1日1回12週間経口投与した時の有効性および安全性をプラセボと比較し検討した。さらに、40週間延長投与(合計52週間投与)時の長期安全性を検討した。

  • 注) ジャディアンス5mgおよび50mgは承認された用量の範囲外のため、患者背景、試験結果に関する記載はせず。
評価項目:
[主要評価項目]
投与12週後のHbA1cのベースラインからの変化量
[副次評価項目]
投与12週後におけるHbA1c値が7.0%未満の達成率
投与12週間後における空腹時血糖値のベースラインからの変化量
[その他の探索的評価項目]
投与52週後のHbA1c値が7.0%未満の達成率
投与12週間後における収縮期血圧、拡張期血圧、体重のベースラインからの変化量
HbA1c、空腹時血糖値、収縮期血圧、拡張期血圧、体重のベースラインからのVisitごとの経時推移 等
[安全性の主な評価項目]
有害事象、臨床検査値、バイタルサイン、12誘導心電図等。
1) HbA1cの経時的推移(52週間投与)[その他の探索的評価項目]

HbA1c調整平均変化量の低下は、ジャディアンス10mg群および25mg群で投与52週後まで維持され、投与52週後におけるHbA1cのベースラインからの調整平均変化量は、ジャディアンス10mg群-0.67%、25mg群-0.86%でした。

52週間投与におけるHbA1cの推移 ベースラインからのHbA1c変化量(投与52週後)

FAS:最大の解析集団、OC:欠測値を他の値で補うことなく実測値のみを用いて解析、MMRM:反復測定混合モデル
< >内は平均ベースライン値(%)

坂本祐史ほか:社内資料 国内第Ⅱ相用量検討及び長期安全性試験(承認時評価資料)
本試験はベーリンガーインゲルハイム社/イーライリリー社の支援により行われました。

2) 空腹時血糖値の経時的推移(52週間投与)[その他の探索的評価項目]

空腹時血糖値調整平均変化量の低下は、ジャディアンス10mg群および25mg群で投与52週後まで維持され、投与52週後における空腹時血糖値のベースラインからの調整平均変化量はジャディアンス10mg群-24.7mg/dL、25mg群-31.3mg/dLでした。

52週間投与における空腹時血糖値の推移 ベースラインからの空腹時血糖値変化量(投与52週後)

FAS:最大の解析集団、OC:欠測値を他の値で補うことなく実測値のみを用いて解析、MMRM:反復測定混合モデル
< >内は平均ベースライン値(mg/dL)

坂本祐史ほか:社内資料 国内第Ⅱ相用量検討及び長期安全性試験(承認時評価資料)
本試験はベーリンガーインゲルハイム社/イーライリリー社の支援により行われました。

◆使用上の注意
1.慎重投与(一部抜粋)
  1. (1)次に掲げる患者又は状態[低血糖を起こすおそれがある。]

    1. 1)脳下垂体機能不全又は副腎機能不全
    2. 2)栄養不良状態、飢餓状態、不規則な食事摂取、食事摂取量の不足又は衰弱状態
    3. 3)激しい筋肉運動
    4. 4)過度のアルコール摂取者
2.重要な基本的注意(一部抜粋)
  1. (4) 本剤投与中は、血糖を定期的に検査し、薬剤の効果を確かめ、本剤を3カ月投与しても効果が不十分な場合には他の治療法への変更を考慮すること。
  2. (12)低血糖症状を起こすことがあるので、高所作業、自動車の運転等に従事している患者に投与するときは注意すること。

製品に関するお問い合わせ

上記のQ&Aはお役に立ちましたでしょうか。
更なるお問合せがございましたら、専任薬剤師が こちら(DIセンター)にて承ります。