スピオルト 製品紹介日本人COPD患者に対する効果

COPD治療においては「現状の改善」と「将来のリスク低減」を鑑みた治療が重要です。

COPDの管理目標

  • Ⅰ.現状の改善

    1. ① 症状およびQOLの改善
    2. ② 運動耐容能と身体活動性の向上および維持
  • Ⅱ.将来のリスクの低減

    1. ③ 増悪の予防
    2. ④ 全身併存症および肺合併症の予防・診断・治療

この管理目標の達成は、COPDの疾患の進行抑制生命予後の改善にもつながる

スピオルトがこれらの管理目標を日本人で
満たせるのかを検証しています。

スピオルト®の豊富な日本人エビデンス

エビデンスで振り返るスピオルトの有用性

スピオルトによるQOL・息切れの改善効果(日本人部分集団解析)

スピオルト®は日本人部分集団においても
スピリーバ®§と比較し有意なQOL(SGRQスコア)の改善を示した。

QOL(SGRQスコア)の変化量【主要評価項目】(24週間後、日本人部分集団)

QOL(SGRQスコア)の変化量【主要評価項目】(24週間後、日本人部分集団)

スピオルト®は日本人部分集団においても一貫して
スピリーバ®§と比較し有意な息切れ(TDIスコア)の改善を示した。

息切れ(TDIスコア)の変化量【副次評価項目】(24週間後、日本人部分集団)

息切れ(TDIスコア)の変化量【副次評価項目】(24週間後、日本人部分集団)

目的 COPD患者を対象に、レスピマット®ソフトミスト吸入器を用いてチオトロピウム+オロダテロール配合剤を52週間吸入投与したときの有効性及び安全性を日本人サブグループと全対象で比較検討する。
対象 中等症から最重症(GOLD Stage Ⅱ/Ⅲ/Ⅳ)COPD患者5,162例(日本人413例を含む)
試験 第Ⅲ相、国際共同、多施設共同、ランダム化、二重盲検、実薬対照、並行群間比較試験(同じデザインで実施した2試験)
方法 チオトロピウム+オロダテロール配合剤2.5μg/5μg、チオトロピウム+オロダテロール配合剤5μg/5μg(スピオルト® 5μg/5μg)、チオトロピウム2.5μg、チオトロピウム5μg(スピリーバ® 5μg)またはオロダテロール5μgを、レスピマット®を用いて1日1回52週間吸入投与した。
主要評価項目 FEV1AUC0-3hのベースラインからの変化量(24週間後)、トラフFEV1のベースラインからの変化量(24週間後)、SGRQ総スコア※3のベースラインからの変化量(24週間後)
副次評価項目 息切れの評価{Mahler Transitional Dyspnea Index(TDI)総スコア}※3のベースラインからの変化量(24週間後)
安全性 日本人患者413例において、副作用はスピリーバ®群4例(5.3%)、スピオルト®群9例(11.4%)であった。中止に至った有害事象はスピリーバ®群6例(7.9%)、スピオルト®群10例(12.7%)で、重篤な有害事象はスピリーバ®群14例(18.4%)、スピオルト®群15例(19.0%)であった。
主要評価項目の結果 日本人部分集団においてスピオルト®5μg/5μg群の24週間後のFEV1AUC0-3h及びトラフFEV1のベースラインからの変化量は、各単剤(スピリーバ®5μg、オロダテロール5μg※2)群に対して増加した(それぞれnominal p<0.0001、MMRM)※3
解析計画 COPD患者を対象に、レスピマット®ソフトミスト吸入器を用いてチオトロピウム+オロダテロール配合剤を1日1回、52週間吸入投与した際の有効性及び安全性を日本人部分集団と全集団で比較検討するため、事前に計画されたサブグループ解析を行った。

※1:Minimum Clinically Important Difference(臨床的に意味のある最小の差)
※2:チオトロピウム+オロダテロール配合剤2.5μg/5μg、チオトロピウム2.5μg、オロダテロール5μgは国内未承認です
※3:TONADO®1試験及びTONADO®2試験の併合データとして
※4:医師の判定による

1)Ichinose M, et al. Int J Chron Obstruct Pulmon Dis 2016; 11: 2017-2027. より作図
本試験はベーリンガーインゲルハイム社の支援により行われました。

  

スピオルトによるCOPD増悪抑制効果の検証

中等度から重度のCOPD増悪年間発現率は
スピオルト®群0.94回/人・年、スピリーバ®群1.32回/人・年でした。
〔増悪発現率の比 0.71(99%CI:0.46-1.10)、p=0.0434、事前に設定された有意水準であるp<0.01は満たさなかった〕

中等度から重度のCOPD増悪※1の年間発現率(52週間後)1)[ 主要評価項目;日本人部分集団]

目的 COPD患者を対象に、チオトロピウム+オロダテロール配合剤(スピオルト®)を1日1回52週間吸入投与した際のチオトロピウム単剤(スピリーバ®)に対する COPD増悪発現リスクの低減を、日本人部分集団と全集団で比較検討する。
対象 気管支拡張薬吸入後のFEV1が予測値に対して60%未満かつ過去12ヵ月間に中等度から重度のCOPD増悪歴が1回以上あったCOPD患者7,880例(日本人461例を含む)
試験 第Ⅲb相、国際共同、多施設共同、ランダム化、二重盲検、実薬対照、並行群間比較試験
方法 チオトロピウム+オロダテロール配合剤5μg/5μg(スピオルト®5μg/5μg)又はチオトロピウム5μg(スピリーバ®5μg)をレスピマット®を用いて1日1回52週間吸入投与した。
主要評価項目 治験薬投与期間中※2における中等度から重度のCOPD増悪※1の年間発現率
その他の評価項目 治験薬投与期間中※2に全身性ステロイド薬/抗菌薬による治療を必要とする中等度から重度のCOPD増悪※1の年間発現率など
安全性 日本人患者461例において有害事象は、スピオルト®群226例中194例(85.8%)、スピリーバ®群235例中196例(83.4%)に認められた。そのうち、重篤な有害事象は、スピオルト®群76例(33.6%)、スピリーバ®群76例(32.3%)、投与中止に至った有害事象は、スピオルト®群14例(6.2%)、スピリーバ®群27例(11.5%)であった。最も多くみられた有害事象は、COPDでスピオルト®群66例(29.2%)、スピリーバ®群79例(33.6%)であった。
解析計画 日本人COPD患者の特性は他国の患者と異なることから、全集団との比較検証のために事前に計画されたサブグループ解析を実施した。本試験の主要評価項目及び重要な副次評価項目については、全集団の解析と同様に有意水準p<0.01で検定を行った。他の評価項目についてはp<0.05で検定した。

※1:息切れ、喀痰量の増加、喀痰の色の変化、咳、喘鳴、胸部圧迫感のうち2つ以上が悪化又は新たに発現し、3日間以上継続し、かつ抗菌薬及び/又は全身性ステロイド薬の投与及び/又は入院を要する場合と定義した。
※2 治験薬の最終吸入投与から1日以内までの期間

1)Ichinose M, et al. Int J Chron Obstruct Pulmon Dis 2018: 31; 2147-2156.より作図
本試験はベーリンガーインゲルハイム社の支援により行われました。

PC
作成年月:2018年7月