喘息患者へのアンケート結果
長期管理薬を継続的に吸入していても、
コントロールが不十分な気管支喘息患者さんがいます

[目的]
日本人喘息患者の喘息症状及び季節や意識の変化、日常生活に及ぼす影響、治療に対する潜在的な期待などを明らかにする。
[対象]
吸入ステロイド薬による薬物治療を行っている15歳以上の男女の喘息患者で、各種調査パネルに登録されている2,593例のうち、2回の調査ともに回答が得られた636例を評価対象とした。
[方法]
意識調査と7日間の日記調査からなるインターネット調査。1年のうち喘息症状が比較的安定していると考えられている時期と、不安定になりやすいと考えられている時期の2回にわたって、同じ患者を対象にインターネット調査を実施した。
足立 満. アレルギー・免疫 2014;21(6):968-982. より作図
本研究は日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社の支援により実施されました。

[目的]
喘息の治療管理下における喘息症状発現/症状悪化の実態及び患者の対応方法の調査
[対象]
喘息の長期管理薬を継続的に吸入しており、2ヵ月に1回以上、喘息治療を目的に定期的に医療機関を受診している軽症持続型~重症持続型喘息患者537例
[方法]
インターネット調査。患者の背景情報、喘息症状/症状悪化の頻度と程度、対処方法及び治療薬のニーズなどについて回答を求めた。本調査では、喘息症状の発現を『咳や痰、息苦しさや「ゼーゼー」「ヒューヒュー」などの症状』、症状悪化を『いつもよりひどい咳・痰・息苦しさのいずれか』、喘息増悪を『予定外受診、緊急受診及び入院』と定義し、患者に説明した。
秋山一男. アレルギー・免疫 2012;19(7):1120-1127. より改変・作図
見落としがちなスピリーバ®レスピマット®の効果・対象患者
2019年8月作成