スピリーバCOPD 製品紹介スピリーバの効果

スピリーバ®は、COPD患者の症状およびQOL(SGRQスコア)の長期にわたる有意な改善効果を示しました。

スピリーバ®投与による息切れ(TDIスコア)の改善(海外データ)

スピリーバR投与による息切れ(TDIスコア)の改善(海外データ)

目的 COPD患者におけるチオトロピウムの有効性および安全性について検討する。
対象 COPD患者921例(チオトロピウム群550例、プラセボ群371例)。うちTDI総スコアの解析対象は832例(チオトロピウム群507例、プラセボ群325例)
方法 無作為化二重盲検プラセボ対照並行群間比較試験。チオトロピウム18μgまたはプラセボを1日1回ハンディヘラー®により連続吸入投与、薬剤投与期間は約1年間(49週間)。
評価項目 呼吸機能(FEV1、PEFR)、TDI総スコア、COPD増悪、増悪に関連する入院など
安全性 副作用はチオトロピウム群18.9%(104/550例)、プラセボ群9.2%(34/371例)に認められ、口渇がそれぞれ16.0%(88/550例)、2.7%(10/371例)に認められた。

Casaburi, R. et al.:Eur Respir J 19:217, 2002より一部改変
本試験はベーリンガーインゲルハイム社の支援により行われました。

スピリーバ®投与によるQOL(SGRQスコア)の改善(海外データ)uplift試験

スピリーバR投与による息切れ(TDIスコア)の改善(海外データ)

目的 COPD患者におけるFEV1年間平均低下率をチオトロピウムが抑制するか検討した。
対象 中等症から最重症のCOPD患者5,993例(チオトロピウム群2,987例、プラセボ群3,006例)
方法 無作為化二重盲検プラセボ対照並行群間比較試験。チオトロピウム18μgまたはプラセボをハンディヘラー®により1日1回吸入、試験期間は4年間。試験期間を通じて、吸入抗コリン薬以外の呼吸器系の薬剤の使用は可能とした。
主要評価項目 投与30日後からの気管支拡張薬投与前(トラフ)および投与後(ピーク)のFEV1年間平均低下率
副次評価項目 FVC、SGRQ(St. George’s Respiratory Questionnaire)スコア、COPD増悪、死亡率
安全性 全有害事象の発現率は、チオトロピウム群92.6%、プラセボ群92.3%であった。主な有害事象として、COPDの増悪(6 4.8%、66.1%)、肺炎(14.5%、13.9%)、呼吸困難(12.2%、14.7%)などの下気道症状が報告された。

Tashkin, D. P. et al.:N Engl J Med 359:1543, 2008
本試験はベーリンガーインゲルハイム社の支援により行われました。

COPDの初回増悪※1までの期間1)[吸入用カプセル]poet試験

スピリーバ®吸入用カプセルは対照薬(サルメテロール)と比較して、COPD患者の初回増悪までの期間を延長し、初回増悪発現リスクを17%低下させました。初回増悪までの期間は、スピリーバ®群187日、サルメテロール群145日でした。また、入院を伴う重度のCOPDの増悪発現リスクを28%低下させ、その差は有意でした。

COPDの初回増悪までの期間(中等度あるいは重度)(海外データ)

目的 COPD患者におけるCOPD増悪抑制についてスピリーバ®とサルメテロールを比較検討する。
対象 中等症から最重症のCOPD患者7,384例(スピリーバ®群3,711例、サルメテロール群3,673例)
試験 無作為化二重盲検ダブルダミー並行群間比較試験
方法 スピリーバ®18μgを1日1回ハンディヘラー®により連続吸入投与、またはサルメテロール50μgを1日2回MDI※3により連続吸入投与、投与期間は1年間。試験期間を通じて、抗コリン薬とLABA以外のCOPD治療薬の使用は認められた。
主要評価項目 COPDの初回増悪発現までの期間(25%の患者でCOPD増悪が発現した時点)
副次評価項目 イベント発症までの期間、発症数、重篤な有害事象、死亡
安全性 重篤な有害事象※4は、スピリーバ® 群で14. 7%( 545例)、サルメテロール群で16. 5%( 606例)に認められた。主な重篤な有害事象は、COPDの増悪(スピリーバ® 群7.3%[270例]、サルメテロール群9.1%[335例])、肺炎(スピリーバ® 群1.5%[54例]、サルメテロール群1.7%[64例])、心不全(スピリーバ® 群0. 5%[17例]、サルメテロール群0. 6%[21例])であった。
  • ※1:COPDの増悪とは、咳、痰、喘鳴、呼吸困難、胸部圧迫感のうち2つ以上の症状が増加あるいは新規に発症し、そのうち1症状は3日間以上持続し、全身性ステロイド薬または/かつ抗菌薬の投与開始(中等度増悪)、あるいは入院治療(重度増悪)が必要な場合とした。初回増悪は、試験期間中に発症した初めての増悪とした。
  • ※2:投与群のみを効果とするCox比例ハザードモデルによるスピリーバ® 群の対照薬群に対するハザード比。リスク減少割合(%)=(1-ハザード比)×100
  • ※3:MDI:加圧式定量噴霧式吸入器。サルメテロールをMDIにより投与する剤形は国内未承認。国内承認用法・用量は、ドライパウダーインヘラーにて「成人にはサルメテロールとして1回50μgを1日2回朝及び就寝前に吸入投与する。」である。
  • ※4:薬物を投与された患者に生じたあらゆる好ましくない、あるいは意図しない事象。薬物との因果関係は問わない。
  1. 1)Vogelmeier C, et al. N Engl J Med 2011;364(12):1093-1103.より作図
    Vogelmeier C, et al. N Engl J Med 2011;364(12):1093-1103. Supplementary Appendix
    本試験はベーリンガーインゲルハイム社の支援により行われました。
スピリーバ®吸入用カプセルの〈効能・効果に関連する使用上の注意〉
本剤は急性増悪の治療を目的として使用する薬剤ではない。
スピリーバ® 吸入用カプセルの【使用上の注意】(抜粋)
2. 重要な基本的注意
  1. (1)本剤は急性増悪の治療を目的としておらず、慢性閉塞性肺疾患に基づく症状を安定させるためには、本剤を継続して投与する必要がある。ただし、用法・用量どおり正しく使用しても効果が認められない場合には、本剤が適当ではないと考えられるので、漫然と投与を継続せず中止すること。