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第5回 行動変容におけるICTの活用

トラゼンタ 糖尿病患者さんの行動変容をもたらすには? トラゼンタ 糖尿病患者さんの行動変容をもたらすには?

シリーズ「糖尿病患者さんの行動変容をもたらすには?」では、糖尿病患者さんの意識や行動を変え、前向きに治療に取り組んでもらうためのポイントや指導方法をご紹介します。前回に引き続き、岡山済生会総合病院 糖尿病センター センター長の中塔 辰明先生に解説して頂きます。今回のテーマは、「行動変容におけるICT の活用」についてです。ぜひご覧ください。

ICTを活用して行動変容をもたらす

中塔 辰明先生 中塔 辰明先生

ICTは、「見える化」を行うために便利なツール

患者さんに行動変容を起こしてもらうための指導のポイントとして、見える化などを通じて気づきが得られるように工夫することが重要と考えています。
タブレット端末などのICT(Information and Communication Technology)は、この「見える化」を行うために便利なツールであると考えています
ICTによって見える化できるものは、大きく運動、食事、血糖値、そして達成度などがあります。たとえば、運動を「見える化」するものとして、従来から歩数計がありましたが、近年では活動量計となり、さらにリストバンド型などのウェアラブル端末も多くの製品が発売されています。こうした製品のいいところは、日々の活動が詳しく把握できると同時に、その成果、達成度まで表示してくれるところです。すべての患者さんに合うわけではありませんが、こうした見える化による気づきを楽しみ、運動を長く続けられる患者さんもいらっしゃいます。

血糖値の見える化によって薬物療法の必要性に気づく

中塔 辰明先生 中塔 辰明先生

言葉だけで説明するのと比べて受け止め方が違う

また、血糖値の見える化は、患者さんに薬物療法の必要性について気づきを与えることもできます。以前、血糖値が改善するとお伝えしても薬物療法の必要性を理解していただけなかった患者さんがいらっしゃいました。その方にタブレット端末を用いて、持続血糖測定(CGM)による血糖の変化を見本として示してみたところ、言葉だけで説明するのと比べて受け止め方が大きく違っていました。血糖の変化を理解され、薬物療法の導入を拒んでいたのが、服薬に対して前向きになったのです。患者さんが本当に理解できるように説明することが大切であり、その点でICTによる見える化は有用な手段だと考えています。

地域の「チーム」に広がるICTの教育資材

中塔 辰明先生 中塔 辰明先生

「地域チーム医療」のコンセプトの下、岡山県全域に拡大

当院では、ICTで活用できる様々な教育資材をクラウド上に保管し、チームメンバーが自由に使えるシステムを構築していました。チーム医療を行うためには、必要な情報を共有することが求められますが、教育資材もそのような情報のひとつと考えたためです
このシステムは、当初は院内に限定していましたが、その後、地域のかかりつけ医の先生方にも開放し、医療連携のツールとしても用いていました。そして、2015年1月からは岡山県糖尿病等生活習慣病医療連携推進事業におけるおかやまDMネットの中で、「地域チーム医療」のコンセプトの下、当院の糖尿病教育資材共有システムが岡山県全域に拡大され、県内の専門施設がクラウド上に資材を保管し、その資材を全県的に使用できるようになっています。

クラウド糖尿病教育資材共有システム i-Diabetes Education System
クラウド糖尿病教育資材共有システム i-Diabetes Education System
患者さんの行動変容に向けたICTの可能性

中塔 辰明先生

行動変容を促すツールとして大きなポテンシャルを秘めている

糖尿病の治療は、食事・運動などの患者さんの行動を変えることが本質だと考えています。こうした行動変容を起こすためには、自ら体験し気づいてもらうことが効果的です。ICTによる様々な活動やデータの「見える化」は、患者さんに気づきを与え、行動変容のきっかけを作ることができます。ICTは糖尿病患者さんの行動変容を促すためのツールとして大きなポテンシャルを秘めていると思います。

家族も満足!糖尿病レシピ

マーボートマト

材料(2人分)

  • トマト(くし切り)… 2 個
  • 豚ひき肉 … 100g
  • にんにく(みじん切り)… 1片
  • しょうが(みじん切り)… 10g
  • 長ネギ(みじん切り)… 40g
  • にんにくの芽(2cm 長さに切る)… 50g
  • 豆板醤 … 小さじ1/2
  • ゴマ油 … 大さじ1
  • 水溶き片栗粉 … 大さじ1
  • A

    • 酒 … 小さじ1
    • しょうゆ … 小さじ2
    • ケチャップ … 大さじ1
    • 鶏がらスープの素 … 小さじ1/4
    • 水 … 40cc
  • 作り方

    • 1フライパンにゴマ油を熱し、にんにく・しょうが・豆板醤を弱火で香りが出るまで炒める。

    • 2豚ひき肉とにんにくの芽を加え中火にして、ポロポロになるまで炒める。

    • 3Aをすべて加え2~3分強火で煮込み、トマトとネギを加える。

    • 4水溶き片栗粉でトロミを付け、さらに1分ほど煮てから、器に盛り付ける。

マーボートマト

  • 栄養価(1人分)245kcal
  • 塩分1.6g
  • 炭水化物16.7g
  • 食物繊維3.4g

トマトともずくの寒天寄せ

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トマトともずくの寒天寄せ

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大越 郷子先生

レシピ監修

大越 郷子先生

トラゼンタの有効性

食事・運動療法で血糖コントロールが不十分な2型糖尿病患者さんの治療に、早期から将来までシンプルに同一用量で優れたHbA1c低下作用を示すトラゼンタを、是非お役立て下さい。

トラゼンタのHbA1c低下作用(投与24週)(年齢別サブグループ解析・単独投与群)

未治療の新規2型糖尿病患者にトラゼンタを投与した結果、35歳未満から65歳以上にいたるまで、いずれの年代においても優れたHbA1c低下作用を示し、トラゼンタは年齢にかかわらずHbA1cを下げることがわかりました。

なお、当試験における副作用発現率は、トラゼンタ単独投与で5.7%でした。