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キャサリン・フロイント

アメリカで高齢者を対象とした24時間対応の配車サービスを展開。

アメリカでは国民の多くが移動手段として自家用車に頼っており、運転が困難となった高齢者は安全な移動手段の確保に悩んでいます。高齢者の運転による死亡事故は2020年までに年間18,000件に上ると予想されています。この数字は、飲酒運転に起因する死亡事故件数を上回ります。

キャサリンは高齢者を対象とした配車サービス、Independent Transportation Network (ITN)を設立。有給もしくはボランティアの運転手が送迎を担当し、利用者は好きな行先を指定できます。利用者は顧客口座を開設し、月会費を支払います。

ITNは全米20州で20の提携拠点、5つの準提携拠点を整備し、サービスを提供しています。高齢者だけでなく全ての人を対象とした、より広範囲な配車サービス「ITNEverywhere」を4~5年前からメイン州、ニューヨーク州で試験的に導入し、全米展開の準備を整えています。

利用者が支払う料金は、実際のコストの半分程度であり、残りのコストは地域社会が自主的に負担しています。運営母体ITNAmericaの予算の半額近くは、提携拠点の収入によって支えられています。今後はリバティ・ミューチュアル社など、大手企業とのパートナーシップを模索する予定です。