ソーシャルグッドMMH MMHフェロー

エマ・ジェーン・クロス

いじめに関するオンライン救済機関を創設

イギリスでは、85万人の若者(各クラスに3人の子ども)が診断可能な精神障害に苦しんでいますが、そのうちの75パーセントは、早期段階での支援を受けることができていません。これらの精神疾患の多くは、学校でのいじめに起因するか、いじめによって悪化したものです。いじめは異常な規模で蔓延しており、7割の若者が、いじめを受けたことがあると報告しています。

エマ・ジェーンは、ソーシャル・ネットワークのオンライン救済機関「サイバーメンターズ」を設立しました。これは、若いユーザーを、7,000人を超えるトレーニングを受けたサイバーメンターズ(11~17歳)のネットワークにつなぐ機関で、必要に応じて、公認のカウンセラーや精神分析医にもつなぎ、ユーザーは、国民保健サービス(NHS)が提供するものと同等のセラピーを24回受けられます。

これまで、プライベートなメッセージを通じた相談のやり取りが、およそ90万回行われました。100万人以上の若者とつながることができ、参加校では、いじめを平均4割削減できています。エマ・ジェーンは今、この画期的な介入モデルを、より広範な子どものメンタルヘルスと健康に広げていくことを使命としています。

ビートブリングは、助成金だけの状態から、3分の1を助成金収入、3分の1を政府との契約(公共事業)、3分の1を企業やNGOに対するトレーニングやコンサルティングによる収入という形へ徐々に移行するという持続可能なビジネスモデルを作りました。エマ・ジェーンは、対等な立場でメンタリングをするという方法を用いた草分け的なソフトウエアの共同ブランディングとリースのモデルも作りました。これは潜在性のあるイギリスの市場で、まだ3%しか浸透しておらず、大きく売上を伸ばす可能性を秘めています。