ソーシャルグッドMMH MMHフェロー

モハメッド・アル=ウバイドゥリ

医者と患者間のコミュニケーションを改革

多くの医療情報は断片的かつ不十分で、一般的には患者に開示されていません。全世界におけるヘルスケアコストの増加に伴い、医療提供者がより効率的に診療を行う必要性が高まっています。さらに、ヘルスケアがより専門化してきているため、医療提供者は、慢性疾患に苦しむ患者に対し、診察時の状態と医療記録を速やかに確認することが不可欠です。

モハメッドは、ヘルスケアコストを削減し、患者の健康転帰を改善させ、さらに、医師と患者間のコミュニケーションの改革をしています。モハメッドが開発したテクノロジーを基盤とするPatients Know Bestを利用することで、患者は自分の医療データを簡単に入手、管理できるようになり、データの安全が保障された状態で自身の医療記録を確認して、それを複数の医師や家族と共有することが可能となりました。

モハメッドの短期的な目標は、2014年までに100万人の人々がPatients Know Bestを用いて、自分の医療記録を管理することです。利用者が最小必要人数に到達すれば、非常に大きな社会インパクトのある革新が起こるでしょう。例えば、国民健康保険加入者の50%がPatients Know Bestを利用すれば、年に25万トンの炭素の排出量が削減できると、モハメッドは試算します。

Patients Know Bestは、システムを導入している病院、患者支援団体、在宅医療ケア事業所、製薬会社のシステム使用料から収益を得ています。